資格合格を目指す人は、問題演習+継続のみ!!
忙しい社会人でも一発合格できる!
「割り切る勉強法」の極意
鬼頭政人 著『忙しい社会人のための割り切る勉強法 一発合格する人は、「これ」しかやらない』
(PHP研究所・2022年3月)を徹底レビュー
「割り切る勉強法」とは? ── 効率アップの秘訣
ポイント① 頻出分野を集中攻略する
社会人の勉強時間は限られています。だからこそ、すべてを網羅しようとするのではなく、出題頻度の高い分野に絞って集中的に取り組むことが合格への近道です。
- 参考書は「薄くてわかりやすいもの」を選ぶ — 分厚い参考書は挫折のもと
- 問題集は「分野別」のものを選び、弱点を狙い撃ちにする
- インプットは最小限にして、なるべく早くアウトプット(問題演習)に移る
- ノートを一からまとめるのは非効率 — 教科書や問題集への直接書き込みで代替する
| 効率アップのコツ | 具体的な実践方法 |
|---|---|
| 参考書の選び方 | ページ数が少なく、要点が整理されたものを選ぶ |
| 問題集の活用法 | 頻出分野ごとに繰り返し解き、正答率を上げる |
| ノート作成の代替 | 教科書・問題集に直接メモや付箋を書き込む |
「完璧に理解してから問題を解こう」と思うと、いつまでも演習に入れません。6〜7割の理解で問題演習に進むのが、本書が提唱する「割り切り」の考え方です。
勉強を続けるための仕組みづくり
ポイント② 自分に合ったペースを見つける
モチベーションだけに頼ると、勉強は長続きしません。大切なのは、自分が無理なく続けられるペースを把握し、勉強を「習慣」として組み込むことです。
- まずは1日の中で「勉強に使える時間帯」を洗い出す
- スマートフォンは別の部屋に置くなど、物理的に誘惑を遠ざける
- 勉強を始める前に「決まった音楽を聴く」など、スイッチを入れるルーティンを作る
毎日2時間が難しければ、通勤時間やお昼休みの「すき間時間」を活用してみましょう。10分の積み重ねが大きな差を生みます。
点数が爆伸びする!問題演習の徹底活用法
ポイント③ とにかく問題演習を最優先にする
参考書を一通り読むのは「ウォーミングアップ」に過ぎません。本当の実力は、問題を解いて間違え、その原因を分析し、再挑戦するという繰り返しの中で身につきます。
- 問題集や過去問を最低3周は繰り返す
- 間違えた問題・たまたま正解した問題には必ず印をつける
- 印がついた問題を優先的に復習し、弱点を徹底的に潰していく
| 復習のコツ | 具体的な方法 |
|---|---|
| 書き込みの多い問題 | 印や書き込みが多い=弱点なので、重点的に繰り返し解く |
| 迷った問題への対処 | 最初に選んだ答えを信じる — 迷って書き換えると正答率が下がりやすい |
| 解答スピードの目標 | 試験本番では制限時間の半分で解き終えるスピードを目指す |
「3周もやるの?」と思うかもしれませんが、1周目と3周目では解くスピードがまったく違います。繰り返すたびに「解ける問題」が増え、復習時間もどんどん短縮されていきます。
記憶に残す暗記術と、試験直前の過ごし方
ポイント④ 暗記は「関連付け」と「すき間時間」がカギ
ただ丸暗記するのではなく、自分の経験や日常の出来事と結びつけて覚えると、記憶の定着率が格段に上がります。
- 暗記ペーパー(要点メモ)を作り、通勤中や休憩中にサッと確認する
- 覚えにくい項目は日常の体験と関連付けてストーリー化する
- 試験直前期には、暗記系の内容に集中して一気に詰め込む
| 直前の対策 | 具体的なアクション |
|---|---|
| 生活リズムを守る | 試験前だからと夜更かしせず、普段通りの生活でリラックスする |
| 新しい勉強法に手を出さない | 直前に方法を変えると混乱のもと — これまでのやり方を最後まで貫く |
| 迷ったら最初の直感を信じる | 本番で答えに迷っても、最初に選んだ選択肢を安易に変えない |
試験前夜に新しい問題集を開くのは逆効果です。「自分がやってきたことを信じる」という心の準備こそが、直前期に最も大切な対策です。
✨ まとめ ── 社会人合格の最短ルート
資格試験の合格に必要なのは、膨大な勉強時間ではありません。限られた時間で頻出分野に絞り、問題演習を繰り返し、弱点を的確に潰すという「割り切り」の姿勢です。
本書が伝えるメッセージはシンプルです。「完璧を目指さず、合格に必要なことだけをやる」。忙しい毎日の中でも、この考え方を取り入れれば、着実に合格に近づけるはずです。
📖 『忙しい社会人のための割り切る勉強法』は、時間がない社会人にこそ読んでほしい一冊です。「何をやるか」以上に「何をやらないか」を決める勇気をくれます。
